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よく聞かない?
「最悪を想定」して事に当たれとか。「最悪を想定」して動けとか。
聞いたことあるよね。
自分はこの言葉を聞くと可笑しくてしょうがない。
なに?最悪って。
仕事でいうところの最悪って、なんだろう。
究極の最悪・・・たとえば、自分が死んでしまったとか?
そんなんだったら何もかもすべて終わりだよね。
じゃあ少し戻って、事業が倒産したとかかな。
ふむ。では事業が倒産することを想定するとしたら、あなたは具体的に
何か方法が浮かびますか。
それではロジックがおかしい。
なぜなら経営者は例外なしに皆、倒産なんてさせたくないのは当然と
思ってる。
そんなことは言うまでも考えるまでもないことなんだよな。
だってありえないでしょ。
利益を出すことを最重要課題として日々努力してるわけだから。
それに常々そんなことを考えていたら気が滅入ってしかたないだろ。
モチベーションも上がらない。
そんな不吉なこと考えたくもない。
そもそもキラキラした成功者に「倒産」なんて二文字はイメージできないよな。
う~ん、その他、最悪って何かあるかな。
災害か。
確かに昨日大阪で地震があった。
業務が停滞している企業もあるみたいだ。
でも、じゃあ、最悪が地震だと想定して普段から何を気にして業務にあたるの?
書類棚が倒れないように?
それは災害に対する備え。防災。
それはそれで大事だが、儲けや売上に対するビジネスの話ではない。
しかも、地震はいつ起こるか読めない。
こう考えていくと、最悪を想定するのは実に難しいし、意味をなさない。
だんだんやる気が削がれてくるんだよ。
そうではなく、正しくは「局所的にリスクを想定」するってこと。
要するに、起こりやすいリスクをあらかじめ予想しておくことで
即対処できるよねってこと。
実際それなら具体的に想定可能。
たとえば、飲食店で食中毒を出さないように常に衛生管理に注意しておく。
食材の管理や什器の消毒、手洗いの励行などがあるかな。
これらはあくまでも飲食店の業務の中の一部、局所的なものだよね。
その他にも接客やら調理やらといった業務がある中のひとつなんだ。
その中の業務一つひとつにリスクがある。
そこのリスクを想定しておくことを言ってるの。
それを、「最悪を想定しなきゃ」って言ってるから、難しくなる。
変な言葉に惑わされちゃいけないよってこと。
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